ふんいきノート

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【スクコレ】ゲームのルールとカードの効果から読取るストーリー

スクコレモチベ高いマンです。スクコレやりたい。

 

今回は強さ云々ではなく、簡潔に言うと「このカード実はめっちゃエモいんやで」を紹介する記事です。

 

紹介するのは、5弾HRのルビィちゃん。普通に強いカードとか言わない

 

 

 

f:id:rios5160:20181016003607p:plain【登場時】あなたのデッキの1番上か1番下のカードを全員に見せる。そのメンバーが【☆】を持つなら、それを《登場》する。そうでないなら、それを手札に加え、カードを1枚引く。

 

 

 

カードの紹介に移る前に……他人の記事紹介になってしまうのですが、私自身がスクコレを始めるきっかけになったのは、こちらの生春さんの記事です。

 

torys.hatenablog.jp

 

こちらの記事にはタイトルにもある通り、スクコレが如何にしてストーリーを表現しているかが書かれています。

その中で5弾のHRについて書かれていますが、ルビィちゃんの特徴である「デッキの下から《登場》する効果」については触れられていなかったので筆を執った次第でございます。

今回は何でこの効果が素晴らしいのか?この効果が何を表現しているのか?自分なりの解釈で書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

……まず、今回の効果の解説をする前に、少しだけゲームの解説をする必要があります。

こちらはスクコレのプレイマットです。

 

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まぁ一般的なカードゲームと同じように、「山札を置く場所」、「出したカードを並べる場所」がメインとなりますね。スクコレではカードを出していく場所を「ステージ」と呼びます。

「セットリスト」という楽曲カード用の山札があるところが特徴なくらいですかね。

そしてプレイマット上にはありませんが、当然「手札」が存在します。

これがスクコレのカードを扱う場所の全てです。*1

 

 

……さて、遊戯王とかデュエルマスターズとかやったことある方だったら、このプレイマット上に何か足りていないものがあることに気づかないでしょうか?

 

 

 

 

 

そう、スクコレには墓地、つまり「捨て札置き場」がありません

 

 

いやまぁクリーチャーを破壊する感覚でスクールアイドル破壊されたらたまったもんじゃ無いですけどスクコレはカード同士の強さで戦ったりするわけじゃ無いですし、手札から使い捨てのカードとかもないので全てのカードがステージに残ります。捨て札置き場がそもそも必要ないんですね。

 

では、「手札を1枚捨てて発動」とか「リリース」みたいなカードそのものをコストとして使用するカードがないのかと言われると、それは存在します。

 

f:id:rios5160:20181016003732j:plain【登場時】あなたのほかの待機中のメンバー1人を裏向きでデッキの1番下に置いてよい。そうしたら、カードを3枚引く。
【ライブ参加時】あなたの手札が3枚以上あるなら、+【青】する。

 

 

f:id:rios5160:20181016003745j:plain【登場時】手札1枚を裏向きでデッキの1番下に置いてよい。そうしたら、カードを2枚引くか、手札からメンバー1人を《登場》する。

 

 

 

これらのスキルを見て貰えばわかる通り、この類のスキルは「デッキの1番下にカードを置く」効果になっています。スクコレでは実質的にデッキボトムが捨て札置き場として機能しています

 

もちろんデッキの1番下なので、ドローを進めれば再び使うことができます。スクコレのデッキは最低20枚と少ないので不可能ではないのですが……もちろん相応の手間がかかります。

 

そんな中、ルビィちゃんは「特に大きな制限も無く、デッキボトムから《登場》できる唯一のカード」です。*2

 

 

 

本題に戻ります。

このルビィちゃんのカードが再現しているストーリーとは?

 

 

カードを出していく場所は「ステージ」と書きました。その名の通り、スクールアイドルが「ライブ」をする場所です。

場に出しただけでまだライブに参加していないアイドルは「待機中」となります。ステージに立って曲が始まるまでの静寂の中気持ちを落ち着かせていたりだとか、舞台袖で今か今かと出番を待ち続けている状態……そんなニュアンスです。

 

また、「手札」はスクールアイドルではあるけれど、ステージにはまだ立っていない。ステージに臨むまでの練習だとか、衣装や曲作りだとか、そういったステージに立つまでの準備をしている状態、と私は解釈しています。

 

 

 

そんなスクールアイドルたちが、何らかでステージから遠い場所に離れてしまったら?

 

カードゲーム的にはコストとして使うわけですが、デッキの下に置かれたカードは「何らかの理由でステージを諦め、辞めざるを得なくなったスクールアイドル」と解釈できませんか?

もちろん再びスクールアイドルとしてステージに立てるかもしれない(デッキを引き切る)……けど簡単なものではないでしょう。

 

 

こういう状況のスクールアイドル、見たことありますね。

そう、Aqoursの3年生たちです。

 

 

2年前スクールアイドルを結成するもバラバラになってしまった3年生たち。

ですが1期9話で和解し、9人が一つになります。

 

中でもルビィちゃんは2年間、近くでダイヤちゃんを見ていただけあり、一緒にスクールアイドルがやりたいと強く思っていたことでしょう。

 

 

………ここまで書けばもう、わかりますね。

 

ルビィちゃんは、一度諦めたスクールアイドルを、もう一度ステージへ連れ戻してくれる力を持っています

 

 

 

 

 

 

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親愛なるお姉ちゃん、ようこそAqoursへ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このルビィちゃんが収録されているVol.05は、TVアニメ1期をモチーフに作られているパックなので、特にアニメを意識した効果が多いです。

 

 

そして来週10月26日、TVアニメ2期をモチーフにしたパック、Vol.11が発売されます。

収録カードはスクコレ公式が「今日のカード」として月・木曜を中心に更新しています。

lovelive-sic.com

 

エモいカード盛り沢山なので興味のある方は11弾、買ってみてはいかがでしょうか?

 

 

それでは今回はこのあたりで。

みんなもスクコレでキラキラな夢、集めよう!

 

 

 

 

 

 

*1:「コレクション」というデッキ外のカードを扱う効果が最近のカードにはありますが除きます。

*2:カードの効果にある通り【☆】を持たない場合は登場できません。が、制限はそれだけです